Thursday, September 5, 2013

響きあう言葉(resonating voice)


さて、九月に入りましたね。空には赤いトンボが飛んでおりました~もう秋なのかしら。
(Happy September! I just saw a red dragonfly in the sky. Has fall-season just come already?)

あと10日で出発です!今回の人生経験は今まで以上に自分を成長させてくれるものであってほしいと願っております。“人と本気で向き合える”人間になれるように、よく考えて、良く運動して、良く笑って、そして何よりも自分だけの世界を楽しいものにできるスキルアップの強化を毎日の目標にしたいです。( I`ll be leaving Japan in 10 days! I keep my fingers crossed for experiencing good  difficulties in Germany. I decided to do my best to confront a goal / a problem with people. Besides, I hope to improve my life skills to make my life much more fun! )

IBOも渡航の準備を少しづつ進めております。
三浦綾子さんという、北海道出身のクリスチャンの作家さんがいらっしゃいます。
彼女が夫の光世さんと伴に残した言葉の数々が素敵なのでご紹介します。
( I am starting to pack everything in my suitcases. Now, I found my favorite book written by Ayako Miura and her husband, Mistuyo. Ayako suffered from different types of illness until she passed away. Now, the words they left became some unforgettable words.)


綾子:   人間のおろかさは、決して命令や厳しさで直すことができない。
       心のしこりを融かすものは、寛容であり愛である。

光世:  「愛は人の徳を高める」。これも聖書の言葉。
      お互い、他者を愛することによって、ますます地上に幸をもたらしたい。


綾子: 「孤独が恐ろしかったら結婚するな」ーチェホフは、
          つまり、独身生活よりも結婚生活のほうが孤独であると言っているのです。
           何と結婚生活とは大変なことでしょう。
           結婚以前には知らなかった孤独に耐えなければならぬ時、
           その時が誰の結婚生活にもあるのです。

光世: チェホフがどんな人であったか、私はしらない。結婚して孤独を感じたであろうか。
          私は40年の結婚生活で、孤独を感じたことがなかった。
          妻のおかげであったと思う。
          反対に妻のほうでは、どうであったか。
          「亭主関白」もいいところ、勝手なことばかりほざいていた自分を顧みないではいられない。

綾子:書かれた字や言葉さえ誤る私たちである。日常生活の中で、他人の表情、そぶりを、
    自分の先入観念や偏見によって、意外な誤解をして暮らしているかも知れない。
    とにかく 人間が誤りやすいものであることを自覚することは
         人生にとって非常に大切であると思う。

光世:他の人の表情、そぶりを、何と私たちは誤解することか。
        まず何よりも、誤解されやすいのがわれわれ人間であることを、深く自戒したい。

綾子:何億人の人に、かけがいのない存在だと言ってもらわなくてもいいのだ。
    それはたった一人からでいい。
         「あなたは私にとって、なくてはならない存在なのだ」と
    言われたら、もうそれだけで喜んで生きていけるのではないだろうか。

光世:なるほど、たった一人からでいい。なくてはならぬ存在と言われたい。
       そして人にもそう言える者となりたい。



No comments:

Post a Comment